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2016年の電力自由化によって、消費者が自由に電力会社を選べるようになりました。これによって、電力会社の変更によって電気料金を節約できるようになりました。

ただ、電力自由化を機に参入した電力会社との契約にはリスクを伴います。というのも、このような会社は、電力供給能力が低かったり供給ノウハウがなかったりすることによって倒産する可能性があるのです。実際に、海外だけではなく日本でも新電力会社が倒産したケースがあります。

これに対して地域電力会社は、電力供給能力が高く顧客数も多いため、新電力会社に比べて倒産するリスクが低いです。そのため、電力自由化以降も、従来通り地域電力会社を利用するという消費者は多いです。

そして、このような人のほとんどは「電力会社を変えないと電気代が安くならない」と思っている傾向にあります。ただ実際には、電力会社を乗り換えなくても、適切なプランを選んだり電気の使い方を工夫したりすることで電気料金を節約することができます。

そこで、ここでは地域電力会社の1つである関西電力との契約で得をするコツやサービス、ポイントについて解説していきます。

消費電力の多い世帯が関西電力との契約で得をするコツ

それでは、消費電力の多い世帯が契約して得をするときとしてはどのようなものがあるのでしょうか。以下で確認していきます。

オール電化などの電気をかなり多く使う世帯

自宅に蓄熱器がある世帯や、大家族で消費電力量が多い世帯のうち平日昼間にあまり電気を使わない世帯では、「はぴeタイム」での契約がおすすめです。

はぴeタイムでは、1日を「デイタイム」「リビングタイム」「ナイトタイム」の3つに分けて電力量料金を設定しています。例えば、デイタイム(10~17時)における1kWhあたりの電力量料金は、夏季(7~9月)が38.89円、夏季以外の月が35.54円です。

これに対して、ナイトタイム(23~7時)の電力量料金は13.1円、リビングタイム(7~10時、17~23時)は27.32円となっています。このように、はぴeタイムは夜間の電力量料金がかなり割安となっています。

また、はぴeタイムにおける休日の昼間(7~23時)は、リビングタイムに設定されています。つまり、デイタイムが設定されているのは、平日の昼間のみなのです。そのため、はぴeタイムでは、休日に昼間の消費電力量が増えても電気料金が高くなりにくいです。

さらに、はぴeタイムにおける休日には、土日祝日だけではなく正月三ヶ日やGW中の平日、晦日なども含まれます。これらのことから、蓄熱器によって夜間の電力を昼間に活用できる世帯や、消費電力量が多く平日昼間の在宅が少ない世帯は、はぴeタイムでの契約で得をしやすいといえます。

夜間の消費電力量が多く一度に使う電力が8kWを超えない世帯

電気を使う時間帯を夜にずらすことができる世帯のうち、消費電力量がそれほど多くない世帯では、「eスマート10」で契約するとお得になりやすいです。このプランは、はぴeタイムと同様に夜間の電力量料金が割安な設定となっています。

eスマート10におけるナイトタイムは、22~8時までの10時間となっており、はぴeタイムに比べて2時間長いです。また、電力量料金が割高なデイタイムは夏季(7~9月)の13~16時までの設定となっており、はぴeタイムよりも大幅に短くなっています。

一方で、それぞれの時間帯における1kWhあたりの電力量料金は、デイタイムが42.65円、リビングタイムが31.02~34.12円、ナイトタイムが18.6円となっており、はぴeタイムに比べて割高です。

ただ、はぴeタイムの基本料金は、「契約容量10kVA以下」の2160円が最安値です。これに対して、eスマート10の基本料金は、「契約電力6kW以下」の1188円が最安値となっています。

また、eスマート10契約では、契約電力が6kWを超えると1kWにつき388.8円が加算されます。そのため、契約電力が8kW以下であれば、はぴeタイムよりもeスマート10の基本料金の方が安くなります。このようなことから、夜間の消費電力が多く、契約電力が8kW以下で足りる世帯は、eスマート10での契約をおすすめします。

そして、eスマート10の契約電力は、過去1年間の最大使用電力によって変動します。例えば、過去1年間において、一度に使用した電力の最大値が8kWであれば、契約電力が8kWになるということです。

そのため、eスマート10で契約後は、一度に使う電気の量を減らして低い契約電力を維持するように心がけましょう。

このように、関西電力との契約では、電気の使い方に合ったプランを選ぶことで電気料金を安くすることができます。そのため、電気代節約のためには、まず世帯の電力使用傾向を把握することが大切です。

消費電力の少ない世帯が関西電力との契約で得をするコツ

なお、あまり電気を使わない世帯でも、工夫によっては今よりお得に暮らせるようになることがあります。

関西電力は、企業ホームページだけではなく、一般消費者向けのウェブサイトである「はぴeみる電」も運営しています。関西電力と契約がある人は、このサイトを有効活用することでさまざまなメリットを受けられます。

例えば、はぴeみる電に関西電力との契約情報を登録すると、「はぴeポイント」が貯まるようになります。このポイントは、生活用品やグルメ、提携先ポイントなどと交換して使用することができます。

はぴeポイントは、サイト上で電気料金を確認したりサイト内のコンテンツを評価したりすることで積み立てられます。そのため、関西電力との契約がある人は、はぴeみる電を定期的にチェックすると、ポイントが貯まって得をすることができます。

また、はぴeみる電では、過去の消費電力量を確認したり消費電力を他の世帯と比較したりすることができます。そのため、このサイトを活用すると節電のポイントが把握しやすくなり、電気代を効果的に節約できるようになります。

電気料金の支払い方法を見直す

関西電力では、電気料金の支払い方法にいくつかの方法があります。このうち、振込用紙で電気料金を払い込んでいる人は、支払い手段を見直すことで得することができます。以下に、お得な電気料金の支払い方法について述べていきます。

はぴeVISAカードの利用

関西電力では、三井住友カードと提携して「はぴeVISAカード」というクレジットカードを発行しています。電気料金をこのカードでの支払いにすると、電気料金1000円ごとに5はぴeポイントが貯まるようになります。

また、通常、はぴeカードの利用には1312円の年会費を必要とします。ただ、電気料金の支払いをはぴeカードでの支払いにすると、年会費を無料で利用できるようになります。そのため、関西電力との契約で得をするためには、電気料金の支払いをはぴeカードに変更することをおすすめします。

口座振替

毎月の電気料金を指定の口座から自動的に引き落とされるように設定すると、1度の支払いにつき54円の割引が受けられるようになります。

ただ、割引が適用となるのは、1回目の振替日に引き落としができた場合のみです。そのため、口座振替割引を受けるためには、初回の振替日前日には口座の残高をチェックしておくことが大切です。

このように、消費電力が少ない世帯であっても、工夫次第では今よりお得に電気を使用することができます。

また、このような節約手段でお得になる金額は月あたりで見ると少額ですが、年間で見るとまとまったお金になります。そのため、これまでに述べたようなコツを実践してお得に生活しましょう。

関西電力の便利なウェブサービス:はぴeみる電

それでは、「はぴeみる電」というサイトについてより詳しく確認していきます。

このサイトは、関西電力との契約がない人でも無料で会員登録できます。ただ、電気料金を確認したり貯まったポイントを使用したりするためには、関西電力との契約情報の入力が必要です。そのため、はぴeみる電は、関西電力と契約している人の方がお得に利用できるサイトとといえます。

はぴeみる電には電気代節約に役立つさまざまなコンテンツがあります。以下に、はぴeみる電でできることについて述べていきます。

電気ご使用量お知らせ照会サービス

はぴeみる電に関西電力との契約情報を登録すると、電気ご使用量お知らせ照会サービスが利用できるようになります。このサービスでは、過去の電気料金をグラフで確認したり、電力の使用状況をほかの世帯と比較したりすることができます。

また、自宅にスマートメーターが設置されていれば、1時間ごとの使用電力量を確認できます。そのため、このサービスを利用すると、世帯の電力使用傾向を把握して適切な料金プランを選ぶことができるようになります。

L-navi

はぴeみる電に登録すると、「L-navi」というコンテンツが利用できるようになります。このサービスでは、お得にお出かけができるようになったりさまざまなポイントをまとめて管理したりすることができます。

例えば、このコンテンツには、地元のショッピングやグルメ、レジャーなどのお得な情報やクーポンが掲載されています。また、このような情報のクチコミを見ることもできます。そのため、これらを利用すると、普段よりお得にお出かけができるようになります。

また、L-naviを利用すると、さまざまな会社のポイントサービスを一括で管理できるようになります。このサービスは、クラウド型家計簿ソフト大手であるマネーフォワードとの連携によって提供されています。そのため、このサービスを利用すると、さまざまな会社のポイントを把握して、ポイント失効などによる損を防ぐことができます。

はぴeポイントが貯まる

はぴeみる電に登録すると、「はぴeポイント」が貯まるようになります。はぴeポイントは、電気料金に応じて進呈されるスタンプを集めたり、はぴeみる電のコンテンツを利用したりすることによって積み立てられます。

このようにして貯めたポイントは、生活用品や食品、提携先ポイントと交換して使用することができます。このうち、提携先ポイントは1ポイント=約1円として利用できます。そのため、はぴeみる電を利用すると、ポイント制度によって得することができます。

このように、はぴeみる電を利用すると、電気代を節約できたりポイントを使って買い物ができたりなど、さまざまなメリットがあります。そのため、関西電力と契約がある人は、はぴeみる電の登録をおすすめします。そして、これまでに述べたようなコツを実践することで、より便利でお得に生活できるようになります。

関西電力の便利なサービス:はぴe暮らしサポート

さらに、地域電力会社の1つである関西電力は、電力自由化を機に、「はぴe暮らしサポート」という生活サービスを開始しました。このサービスを利用すると、生活の不安を減らすことができ、また、お得に暮らせるようになります。

はぴe暮らしサポートは、関西電力との契約がある人が利用できる生活サービスです。このサービスは、関西電力が運営する消費者向けサイトである「はぴeみる電」の会員であることが加入条件となっています。

はぴe暮らしサポートは、毎月の電気料金に100円上乗せすることによって利用できます。また、関西電力の「はぴeタイム」や「はぴeプラン」などの料金プランを利用している人は、このサービスを無料で利用できます。そのため、これらのプランに加入している人は、積極的にはぴe暮らしサポートを利用しましょう。

また、はぴeタイムやはぴeプランを利用していなくても、はぴe暮らしサポートの月額料金は格安なため、大きな負担にはなりません。そのため、便利でお得な生活を送りたい人は、このサービスの利用をおすすめします。

はぴe暮らしサポートでできること

前述のように、はぴe暮らしサポートに加入すると、さまざまなメリットがあります。以下に、はぴe暮らしサポートでできることを述べていきます。

緊急時の駆けつけサービス

はぴe暮らしサポートに加入すると、さまざまなトラブル発生時に専門業者が24時間年中無休で対応してくれるようになります。

例えば、蛇口の水漏れやトイレの詰まりなどの水まわりのトラブルや、窓ガラスが割れてしまった際などには、すぐに専門業者が自宅に駆けつけて緊急の応急処置を行ってくれます。

また、鍵穴からカギが抜けなくなったりカギをなくしたりなどのカギトラブルの際には、専門家がカギを開けたり詰まりを解消したりしてくれます。

このように、はぴe暮らしサポートの駆けつけサービスを利用すると、さまざまなトラブルがすぐに解決できるようになります。そのため、トラブル対応が難しかったり、トラブル時の窓口を調べるのが困難だったりする高齢者世帯や子育て世帯は、このサービスの利用をおすすめします。

なお、応急処置に30分以上かかった場合や部品交換の際には、それに応じた料金が発生します。ただ、有料サービスが無断で行われることはありません。

そのため、前述のようなトラブルが起きたときは、まず駆けつけサービスを利用して応急処置をしてもらいましょう。その上で、有料サービスが必要な場合は、見積もりをもらって検討してから利用しましょう。

優待価格での施設利用

はぴe暮らしサポートに加入すると、さまざまな施設がお得に利用できるようになります。例えば、このサービスを使うと、全国のさまざまな飲食店が最大50%オフで利用できるようになります。また、レジャー施設は最大65%オフ、宿泊施設は最大80%オフで利用できます。

さらに、全国のさまざまな映画館で、鑑賞料金が会員価格になります。そのため、はぴe暮らしサポートを利用すると、休日のお出かけがお得になります。

このようなことから、お出かけに費用がかかりやすいファミリー世帯は、このサービスの利用をおすすめします。そして、事前に特典を受けられる施設を確認してからお出かけするようにしましょう。そうすることで、お出かけ費用を抑えて家計の負担を軽くすることができます。

このように、はぴe暮らしサポートは、生活を便利でお得にするサービスです。そのため、関西電力を利用している人はこのサービスの利用をおすすめします。そして、これまでに述べたようなコツを実践することで、生活の不安を解消してより快適に暮らせるようになります。

関西電力のお得なポイントサービス:はぴeポイント

さて、次に関西電力で活用されている「はぴeポイント」について確認していきます。

前述のように、はぴeポイントは「はぴeみる電」を利用することによって貯まります。そのため、ポイントを貯めるためには、まず「はぴeみる電」に登録する必要があります。

登録には、住所や氏名、お客さま番号などの契約情報が必要です。これらのことから、これらの情報が記載されている「検針票」を用意してから入力を行うことをおすすめします。

このようにして「はぴeみる電」の登録をすると、毎月電気料金をサイト上で確認することによってスタンプが加算されます。そして、スタンプが36個貯まるごとに、500ポイントのはぴeポイントがプレゼントされます。

もらえるスタンプの数は、料金プランや電気料金によって変動します。例えば、関西電力のスタンダードプランである従量電灯を利用していると、電気料金が8000~11999円で3個、12000~15999円で4個のスタンプがもらえます。このようなスタンプを利用すると、年間最大1500円相当のポイントが貯まります。

さらに、電気料金を「はぴeVISAカード」で支払うようにすると、1000円ごとに5はぴeポイントが貯まります。また、はぴeみる電に、家族構成情報や使用している家電の情報を登録すると1件につき10~50ポイント、毎月の初回ログイン時やコンテンツを利用したときには5ポイントが進呈されます。

そして、はぴeポイントは、サイト内にあるゲームをしたり不定期で開催されるアンケートに答えたりすることでも貯まります。そのため、はぴeポイントを積み立てるためには、こまめに「はぴeみる電」を利用することが大切です。

はぴeポイントの使い方

前述のように、はぴeポイントは、はぴeみる電を利用することで貯まります。このようにして貯めたポイントは、生活用品やグルメ、提携先ポイントなど、さまざまなものに交換できます。また、ポイントを利用して懸賞に応募することもできます。

このような交換先のうち生活用品やグルメなどは、店舗やインターネットサイトの方が安く手に入れることができる場合が多いです。一方で、はぴeポイントをauWALLETポイントやdポイント、Pontaポイント、WAONポイントなどの提携先ポイントに交換すると、1ポイント=約1円で利用できます。

このようなことから、はぴeポイントは、生活用品やグルメではなく提携先ポイントと交換した方がお得に利用できるといえます。そのため、ポイント交換先に欲しい生活用品などがあるのであれば、品物の価格を店舗やインターネットサイトで確認してから交換を検討しましょう。

このように、関西電力のポイントサービスである「はぴeポイント」はお得なサービスです。そのため、関西電力と契約がある人は、ぜひこのサービスを利用しましょう。そして、これまでに述べたようなコツを実践することで、よりお得に生活できるようになります。